・今の会社、ホワイトで楽なんだけど、なんかゆるい。
・本当に成長できるのかな?いい会社だけどやめたいかも…。
そんな悩みを持つ方へ。この記事を読んで気持ちを楽にしてみませんか?
こんにちは、ミズキです。
働き方改革の弊害か、「職場がゆるい」と感じている若手社員が増えています。
中には、『いい会社だけどやめたい』と悩む方も。
このような悩みは、下記のように取り上げられるほど。若手社員にとって身近な悩みとなりつつあります。
外部リンク:日本経済新聞より 「職場がホワイトすぎて辞めたい 若手、成長できず失望」
ミズキの会社にもそんな後輩がおり、色々と相談に乗っています。
希望に燃えて入社した若手社員は、
- 仕事がゆるくて不安…。
- 今の環境でスキルアップできるのか?
- いい会社だけど、これでいいのだろうか?
と不安になってしまうのです。
せっかく入社したのに、これでは辛いですよね。
そこで今回は、そんな悩みにどう向き合うべきかについて解説します。
今の仕事に不安がある方は、読めばきっと心が楽になるはずです。
- まずは今の会社で解決できるか考えよう。
- それで解決しないなら転職も視野に入れよう。
- ただし、転職時する際に絶対に覚えておきたい考え方が2つある。
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まずは今の会社で解決できるか考えよう。
いい会社だけどやめたい。その悩みはどこから来るのでしょうか?
もし、あなたのやめたい原因が
・待遇は良くて「いい会社」だけど、どの部署でもやりたいことがなく辛い。
・世間的には「いい会社」と言われているが、実は超ブラックで苦しい。
というものではなく、
・給料も良くて休暇も取りやすく、人間関係も良好な「いい会社」。でもぬるま湯に浸かっているような仕事だから不安。
というものならば。
安心して下さい、あなたの悩みはまだ深刻なものではありません。
やりがいを感じないなら、さっさとやめるべき。確かにそんな考えもあります。
しかし、仕事がゆるいこと以外の待遇が良いならば、まずは今の会社で解決できる方法を考えるべきです。
面倒な転職活動もせずに済みますからね。
目標にしたい先輩、上司はいる?
今の職場に、「こんな風になりたい!」と憧れる先輩、上司はいますか?
そんな方と仕事ができるのは非常に幸せです。
必死で転職して、やりがいのある仕事ができたとしても、今度は憧れる人がおらず悩むケースもあります。
目標にしたい先輩、上司が近くにいるなら、その人たちとたくさん話をし、スキルや考え方をどんどん吸収しましょう。
それだけで、同じ仕事をしていてもぐんぐん成長していきます。
キャリアプランを伝える機会はある?
ミズキの会社では毎年3月、上司と一対一の面談があります。
そこで一年間の自分の振り返りや、将来どうステップアップしていきたいかを話し合うのです。
こういう場は、大いに活用しましょう。
ミズキ自身、今好きな仕事ができているのは、『将来こういう仕事がしたいです!』と主張してきたおかげと思っています。
年一回の面談は確かにあるが、先過ぎて待てない、という方は正直に上司に相談しましょう。
一言、
「ちょっと相談したいことがあるのですが、二人で話せる時間を取れないでしょうか?」
と聞きに行くのです。恥ずかしがることはありません。
12年目、中堅社員のミズキでも時々やっているのですから。
将来こういうことがやりたい。でも今の環境で大丈夫なのか。
いい上司であれば、必ず相談に乗ってくれますよ。
なお、こういう相談は飲み会の席で相談する方もいます。
しかし飲み会である以上、悩みが周りに漏れたり、上司も頭が回り切らないことがあります。
大事な相談は、仕事中に1対1でする。
これがミズキのおすすめです。
部署や上司が変われば、環境も変わる。
上司に自分のキャリアプランを熱心に伝えていると、それに繋がる異動が起こりやすくなります。
異動で部署や上司が変わると、環境はガラリと変わります。
特に部署移動。まるで別の会社に来たほどの変化を味わうこともあります。
ミズキは入社してから研究部門→製造技術→製品企画・技術営業と渡り歩いてきました。
ある期間中は人事採用の仕事も兼務しており、この12年間でゆるい職場もあれば、激務の職場もありました。
そのため、今の仕事がゆるいからやめるのではなく、まずはやりがいのある部署へ異動できるよう上司に相談してみるのがおすすめです。
また、自分が異動しなくても、上司が変わったり同僚の入れ替わりがあると、現部署の雰囲気も変わります。
ゆるかった職場が猛烈にアグレッシブになることも、ざらにあります。
そのため、今がゆるくても、この先ずっとゆるい会社生活、ということにはならないのです。
時間のあるうちに自己研鑽。力を蓄えよう。
“仕事で成長したいなら、ゆるい会社はさっさとやめるべき。”
そういう考えを持つ人は確かにいます。
しかしミズキは、どうもそんな風には思えないのです。
いいじゃないですか、仕事がゆるくても。
もしミズキが今の仕事にゆるさを感じ、早めに帰宅できるのであれば、残りの時間は自己研鑽に費やします。
例えば資格の取得。
キャリアアップに役立つ資格を手に入れれば、現状を変える強力な武器になります。
また、この先たとえ転職をすることになっても、資格があれば選択肢を増やすことができます。
それに今の時代、会社でなくても学べるスキルはいくらでもあります。
- Webライティング
- プログラミング
- 動画編集
こういったスキルは独学で学べる上、副業に直結します。
平凡な若手社員が一人でコツコツ勉強した結果、副業収入が本業を越えてしまった。
独学で学んだスキルにやりがいと可能性を見出し、独立してしまった。
そんなサラリーマン達を、ミズキは数え切れないほど見てきました。
短絡的に会社をやめるのはもったいない。
時間に余裕のある今こそ勉強し、力を蓄えるべきなのです。
それでも解決しないなら、転職も視野に入れよう。
まずは焦らず、今の会社にいながら解決できないか考えるべき、という解説でした。
しかしそれでもやめたいのならば最後の手段。転職も視野に入れましょう。
大卒の入社3年以内の離職率は2000年代後半からずっと30%で横ばいであり、早期の転職は決して珍しいことではありません。
(参考:厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況 )
ただし、転職活動はしっかりと作戦を立てて行わないとリスクが伴います。
そこで、ここからはリスクの少ない転職活動を行うためにぜひ覚えておきたいことを述べていきます。
転職活動でぜひ覚えておきたいこと
いい会社だけど、納得いく将来を掴むため転職を決意したあなたへ。
覚えておきたいことが2つあります。
その1. 転職活動は、仕事を続けながらやろう。
いい会社だけどやめたい。
そんなあなたは、
「ブラック企業で心身ともにボロボロ。今すぐこの会社から逃げ出したい!」
という方に比べればまだ軽症です。
会社のことが嫌で嫌でたまらない、そんなことにはなっていないはず。
であるならば、転職活動は今の会社を続けながらやりましょう。
しっかりと給料をもらって今の生活を維持したまま、転職活動を行うのです。
いい会社をやめたものの、次の就職先が決まらない。
これが一番怖いことです。
すぐに転職活動の結果が出なくても大丈夫。
うまく行かなくても、今の仕事を続けられるので安心です。
その2. 業界or職種のどちらかを固定して転職活動をしよう。
これはミズキの持論ですが、「異業種」かつ「未経験職種」への転職は非常にリスクが高いです。
今まで
自動車メーカーの研究にいたのに、転職先はIT系のコンサル業務。
そんな業種も職種も異なる転職をすると、自分の力を発揮できるのがどうしても遅くなりがちです。
最悪新しい環境になじめず、また転職を繰り返すことに…。
そのため、
自動車メーカー×研究開発 の方
であれば自動車 or 研究開発どちらかを固定して転職活動をすべき。
金融系×営業 の方
であれば、金融 or 営業どちらかを固定して転職活動をすべきです。
過去、転職して後悔した同僚を何人も見て来ました。
彼らはみな、業種と職種、どちらも一度に変えてしまった人達でした。
逆に、どちらか一方を固定して転職した同僚達は、新しい会社でもすぐに活躍できています。
今まで培った専門知識やスキル、得意分野が転職先でも発揮できているからです。
転職活動は業界or職種のどちらかを固定して行うのが定石。
この考え方は、2021年に話題となった本『転職2.0』にも書かれています。
働き方改革や価値観の多様化により、転職の常識はこれまでと大きく変わってきています。
後悔のない転職をしたい方は、一度読んでみるといいでしょう。
まとめ
いい会社だけどやめたい、と悩んでいる方への記事でした。
やりがいがないから即転職、は正直おすすめしません。
まずは今の会社で解決できないか考えるべきです。
・目標にしたい先輩、上司の技術を盗み、どんどん成長しよう。
・自分のキャリアプランについて、積極的に上司に相談しよう。
・部署や上司が変われば、職場の雰囲気はガラッと変わる可能性もある。
・時間がある今の内に自己研鑽し、力を蓄えよう。
転職を考えるのは、それでも納得できない場合の最後の手段です。
転職をするのであれば、後で後悔しないように、
・今の仕事を続けたまま転職活動をする。
・業界or職種のどちらかを固定して転職活動をする。
というのをおすすめします。
ミズキの会社にも、今の仕事を続けるべきか悩んでいる後輩がいます。
そんな後輩にはよく、
『焦ってすぐにやめるのではなく、自分にとって何が幸せなのかをよく考えてみたらどう?』
と話しています。
・仕事を通して成長できること?
・高い年収が得られること?
・ストレスのない職場で働けること?
・意識の高い仲間と働けること?
答えがハッキリできれば、今の状態からどうするべきなのかが少しずつ分かってくるはずです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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