社会人になったのに、今イチお金が貯まらないなー。
もっとたくさん貯金したいんだけど、どこから始めればいいのかな?
そんな疑問を解決していきます。
こんにちは、ミズキです。
社会人になるとお金の自由が増え、色々なものが手に入りやすくなりますよね。
ただ、自由なあまりつい生活費がかかりすぎ、貯金できない方も多いのではないでしょうか。
ミズキは入社時こそ貯金0だったものの、1年目から毎年200~250万ずつ貯金しており、十数年経った今でも継続できています。
ただ、その間ドケチな生活をしていたわけではありません。
旅行も行きますし、車やパソコンも必要に応じ購入しています。
貯金のコツはいくつかあります。
ただ、20代の社会人、特に一人暮らしの方や独身の方であればムダな支出を減らすことが近道です。
今回は、そんな支出を減らすやり方を9つ、紹介していきます。
少し考え方を変えれば誰でも簡単にできることですので、一緒に年200万円以上節約してみたい方は、参考にしてみて下さい。
こんな方におすすめ:
なかなか貯金が増えずに困っている20代社会人の方。
貯金0でこれから増やしていきたい20代社会人の方。
読んで役立つこと:
無理なく貯金するためのテクが10個わかります。
(ミズキはこの方法で1年目から200万以上貯めています。)
ポイントは、支出を減らすこと(=節約が近道)
貯金を増やすには、大きく分けて3つの方針があります。
それは、
- 収入を増やす。
- 支出を減らす。
- 投資で増やす。
です。この内、20代会社員がお金を増やすための近道は、支出を減らすという方針です。
なぜなら、収入を増やすことと投資で増やすことは、若手社員の内はなかなか難しいからです。
収入を増やすという方針ですが、ブログやYouTubeといった副業を始めるにしてもそれなりに大変です。
残業時間を無理やり増やして稼ぐ方法もありますが、肉体的にキツいですし、上司からの評価が下がるリスクもあります。
また、投資でお金を増やすという方針は、十分に貯金がないと効果が低いです。
資産が目減りすることも日常茶飯事…。
そのため、20代の内は「支出を減らす(=節約する)」という方針が重要になります。
では、支出を減らすためのテクニックについて詳しく見ていきましょう。
テク1. お小遣い制にしよう。
支出を減らすのに最も効果的なのは、自分でお小遣い制にすることです。
すなわち、使っていい額は毎月○万円まで、というマイルールを作るということです。
具体的には、
- お金を下ろすのは、月に一度の給料日だけ。その時に一定額を引き出し、月のお小遣いとして一か月を過ごす。
とか、
- 家計簿アプリやクレジットカードの使用履歴を駆使。設定した毎月の金額を超えないよう注意して一か月を過ごす。
という風に生活していきます。
こうすると、給料の大半が銀行口座に残りますので、問答無用でお金が貯まっていきます。
これで月1万円は簡単に節約できますよ。
ミズキの場合、独身の時も、結婚した今でも月4万円で過ごしています。
月4万円ですと一週間で約1万円使う程度。
(もちろん、旅行や大きな買い物をする時は別です。)
お小遣い制にすると、財布の中や家計簿アプリ、クレカの使用履歴を頻繁にチェックするようになり、自然と無駄な出費がなくなります。
「月末までまだ2万円あるから今月は順調だな。」
とか、
「あと1万円しか残ってないから、無駄遣いは止めて過ごそう。」
といった考え方が自然にできるようになりますよ。
テク2. 社員寮を徹底的に利用しよう。
社会人の支出の大半は家賃です。
都内に住むとワンルームでも月10万近くかかることも珍しくありません。
そこで、会社が寮を保有しているならば、迷わず利用しましょう。
寮に住むメリットはたくさんあります。
- 家賃は駐車場込みで月2~3万円程度であり、大幅に支出を減らせる。
(東京の家賃相場を考えると、月6万円は節約可能!) - 食堂があれば夕飯が安く食べられる。自炊する手間もない。
- 風呂が共同であればガス代が浮く。
- 急に病気になっても寮内に管理人が待機しているので安心。
といった具合です。
もちろん、立地が駅から遠かったり、風呂・トイレが共同なのは抵抗があるかもしれません。
ただ、社員寮を利用することが、貯金が貯まる近道であることは確かです。
ミズキは寮に住むことに抵抗はありませんでしたので、社員寮に5年間住んだお陰で1000万円近くお金を貯めることができました。
一生住むわけではないですので、充電期間だと思ってぜひ活用しましょう。
テク3. ふるさと納税を活用しよう。
ふるさと納税をし、返礼品として各自治体からお米やお肉、日用品などを受け取れば日々の生活費を大きく節約できます。
ふるさと納税をざっくりと説明すると、・各自治体に寄付金を送る。(年収に応じて寄付上限額あり)
・寄付した自治体から寄付額の30%程度の返礼品が届く。
・ふるさと納税の利用者は、寄附金-2000円の額が来年度の住民税から控除される。
というシステムです。
つまり、2000円の出費で自治体から山ほど返礼品をもらうことができるのです。
ミズキも毎年利用しており、特に
- 宮崎県都城市のお米豚3.7kg
- 熊本県高森町のお米15kg
- 北海道函館市の紅鮭&秋鮭切身セット(32切)
- 北海道当別町のロイズ(両親、祖父母へのプレゼント用)
などはいつも購入し、食費の節約に大きく貢献しています。
(北海道当別町のロイズはプレゼントすると本当に喜ばれます。)
なお、ふるさと納税は楽天ふるさと納税を利用するのが一番お得です。
なぜなら、楽天ふるさと納税でふるさと納税を利用すれば、寄付額に応じて楽天ポイントが貯められるからです。
やり方次第では寄付額の10%以上のポイントを貯めることも可能です。
詳しくはこちらで解説しています。
ふるさと納税で節約しながら簡単に1万ポイントを入手する方法が知りたい方は、読んでみて下さい。
テク4. 格安SIMに乗り換えよう。
ドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリアでスマホを利用している方へ。
すぐに格安SIMに乗り換えることをおすすめします。
ミズキも学生時代はドコモユーザーでした。
しかしロクに通話もしないのに月8,000円も取られてしまうのが馬鹿らしく、2016年からmineo、2020年から楽天モバイルに乗り換えました。
現在は月2,000円未満で利用できていますので、ドコモ時代に比べ月6,000円、年間72,000円節約できています。
通信速度を不安視する方もいるかもしれませんが、mineoのようにauやドコモの基地局を借りているサービスもあり、外で遅いと感じることはほぼありません。
自宅ではwi-fiに繋いでいるので、通信速度については全く問題ありません。
ですので、一刻も早く格安SIMに変えて支出を減らしましょう。
テク5. 使っていないサブスクは即解約しよう。
ニコニコ動画のプレミアムアカウント、Netflix、Amazonプライム、Huluなど、ネット上にはサブスク(月額制サービス)が溢れています。
もしほとんど利用していないサービスに加入しているのであれば、それはサービス運営側に搾取され続けていることを意味します。
本当に必要なものを除き、使っていない月額サービスはすぐに解約しましょう。
また、月額制のサービスには会員登録後一定期間は無料で、その後自動的に定額料金を取られるパターンが多くあります。
そのため、何気なく登録したサービスが、自分の把握していない内に料金が発生していることもあり得ます。
ですので、一度クレジットカードの使用履歴を確認し、気づかぬうちに料金が発生してはいないかチェックしてみることを推奨します。
テク6. 自炊をして食費を節約しよう。
一人暮らしをしていると、家事って大変ですよね。
会社から疲れて帰ってきた後で、自炊をする気力も起きないかもしれません。
しかし、毎日外食やコンビニ食ですとと、食費がどんどん増えていきます。
食費を節約するには自炊が一番です。
スーパーでの一回の買い物は確かに2~3000円かかります。
しかし、買った食材で毎日自炊をしていれば、外食している場合に比べ確実に支出は減らせます。
ミズキも寮を出た後は自炊を心掛けており、会社から帰ってきた後せっせと夕食を作っています。
健康にも気を配れますし、自炊は一石二鳥です。
テク7. 財形、持株会、確定拠出年金をフル活用しよう。
財形、持株会、確定拠出年金の案内がよく社内で配られませんか?
これらの制度は積極的に活用するのがおすすめです。
これらの制度は共通して、給料天引きです。
つまり、財形、持株会、確定拠出年金のお金が引かれた残金が自分の口座に振り込まれるということです。
そのため、活用すれば何もせず勝手に貯金されていきます。
持株会については、以下の記事で詳細を述べています。興味があればどうぞ。
ちなみに、ミズキの場合の上記積立額は、以下のような内容です。
・財形積立額:月1万円、ボーナス支給時は月3万円で年間1万×12+3万×2=18万円
・持株会積立額:月3万円、ボーナス支給時は月9万円で年間3万×12+9万×2=54万円
・確定拠出年金積立額:月1万円で年間1万×12=12万円
以上、3つ合わせて年間18万+54万+12万=84万円が、自動的に貯まるようになっています。
テク8. お酒はほどほどに。タバコ、パチンコ、課金は卒業しよう。
缶ビール1本190円、タバコ一箱500円を2日に1回消費すると、一か月で
(190+500)×30/2=10,350円
もの出費になります。禁酒、禁煙をすれば毎月1万円貯金を増やすことができ、その上健康な体が手に入ります。
将来のことを考え、スパッとやめてみるのはいかがでしょうか。
パチンコは今は調子いいかも知れませんが、長く続けていると必ず負けていきます。
なぜなら、ギャンブルというのは、胴元が最終的に利益が得られるよう仕組まれているからです。
ミズキの周りにもパチンコを打っている同僚が何人もいますが、皆惰性で打っており、ずるずるとお金と時間を浪費しています。
とてももったいなく感じています。
スマホゲームの課金も、習慣になっていると非常に危険です。
Googleアカウントからの購入履歴を眺め、今までの課金額を直視し、目を覚ましましょう。
8つのテクを実践すれば年200万は余裕。
若手社員の内は、貯金の近道は支出を減らすことが大切、というお話でした。
上記8つのテクニックを実践すれば、年間200万円の貯金は簡単に実現できます。
おおよそのイメージは、下の表のようになります。
節約テクニック | 1ヶ月の節約額 | 1年の節約額 |
お小遣い制にする | 1万円 (5万→4万で計算) | 12万円 |
社員寮を活用する | 6万円 (9万→3万で計算) | 72万円 |
ふるさと納税を活用する | – | 5万円 |
格安SIMに乗り換える | 0.6万円 (0.8万→0.2万で計算) | 7.2万円 |
不要なサブスクの解約 | 0.3万円 | 3.6万円 |
自炊する | 2万円 (5万→3万で計算) | 24万円 |
財形・持株会・iDeCo | 5万円 (財形1, 持株3, iDeCo1で計算) |
84万円 (ボーナス時は財形3, 持株9で計算) |
酒、タバコ、課金の卒業 | 2万円 缶ビール190円/2日 タバコ500円/2日 課金1万円/月で計算 |
15万円 |
合計 | 16.9万円 | 222.8万円 |
これらの方法で日々の出費を節約していくのが良いでしょう。
最後に、節約が大事とはいえ人生に潤いのない、楽しくない生活にはならないようにしてください。
友人との旅行や飲み会を断ってまで貯金を頑張るのは、止めましょう。
また、自分の自己啓発(勉強のための本代など)は積極的にお金を使い、糧にしてみてください。
そこで得られたスキルや考え方は、後々自分の財産になることでしょう。
この記事が少しでも貯金を増やす助けになれば幸いです。