同僚がビットコインで儲かってるみたい。なんだか流行ってるみたいだし、自分も儲かるのかな?
始めちゃおうかな!
こんにちは、ミズキです。
最近、仮想通貨がだんだんと世の中に浸透してきているように感じます。
コインチェックやビットフライヤー、GMOコインのような仮想通貨取引サービスの広告もよく見かけるようになりました。
DeFiやNFTのような新しい仕組みもされ、仮想通貨は投資家の間で常に注目されています。
ただ、手軽に儲けたいといった安易なノリで仮想通貨に手を出すと、高確率で損をします。
なぜなら株式投資とは異なる、仮想通貨特有の難しい要素がいくつもあるからです。
そこで今回は、仮想通貨に興味があり、買おうか悩んでいる人向けに買う上で気をつけるべきポイントを4つ紹介します。
また、仮想通貨に対するミズキの意見も書いていきます。
せっかくの貯金。軽い気持ちで仮想通貨に手を出し、大損なんてしたくないですよね。
そうならないためにも、ぜひ読んでみて下さい。
この記事はこんな人におすすめ
仮想通貨を買おうか悩んでいる方。
読んで役に立つこと
仮想通貨を買う際にで気をつけるべきことがわかります。
注意点1. 仮想通貨取引は24時間行われている。
国内株の場合、証券取引所の営業は平日の9時から15時までです。
夜中や土日は取引が行われないため、その間は値動きを気にすることはありません。
これに対し仮想通貨の取引は24時間365日、常に行われています。
つまり土日に外出している時も、夜寝ている時も常に取引されています。
それはつまり、自分の気づかないところで暴落が起こることがあり得る、ということです。
朝起きたらビットコインが暴落していて青ざめる…そんなこともあり得ます。
少額の取引や指値の設定によってある程度リスクの回避は可能です。
しかし、値動きが気になって5分おきにスマホを確認しないと落ち着かない…そんな方は仮想通貨の取引はやめておいた方が無難です
注意点2. 値動きの幅が株に比べ遥かに大きい。
ミズキがコツコツ投資しているNASDAQ100連動型のETFは、一日で2%以上値動きすることはほぼありません。
一日の値動きはごくわずかなので、一夜にして大損、大儲けすることはありません。
そのため、このようなミズキの投資法は年単位で少しずつ利益を増やしていくような戦略です。
しかし、仮想通貨の世界は1日5%以上の値動きなど日常茶飯事です。
ひどい時は20%以上値動きします。
つまり、仮想通貨の投資は株式投資に比べて非常にハイリスク・ハイリターンなのです。
運が良ければ大儲けできますが、下手をすると投資額が半分になってしまうことも十分あり得ます。
仮想通貨に手を出すのであれば、そのことを覚悟しておきましょう。
株式投資のようにドルコスト平均法で買えばリスクを抑えられるのではないかと思う人もいるかもしれません。
確かにその通りなのですが、先に述べた「24時間ずっと取引が行われている」という性質上、買うタイミングが難しいです。
寝ている時に下がっていて買うチャンスがあったのに、朝起きたら上がっていてタイミングを逃すことがよくあります。
そのため、仮想通貨に興味がある人は少なくとも指値・逆指値について学んでおくと良いでしょう。
注意点3. 大規模の暴落がよく起こる。
仮想通貨の暴落は本当に頻繁に起こります。下の図を見て下さい。
これは2017年から2022年末までのビットコイン価格推移を示したグラフです。
赤字の時期において、短期間で価格が暴落しています。
ここまでの暴落が年に一度程度普通に起こります。
最近では、
2022年11月上旬に、2日間で12%もの下落がありました。
この下落は、世界最大級の仮想通貨取引所である FTXが経営破綻したことによるものです。
他にも、
- 中国、アメリカの仮想通貨への規制強化
- イーロン・マスク氏などの著名人の仮想通貨に対する発言
- 「米CPI(消費者物価)」が市場予想を上回ることによる景気不安
- 4年に1回起こるビットコインの半減期タイミング
など、仮想通貨の暴落イベントは株式に比べ多いです。
さらに厄介なのは、仮想通貨の暴落イベントは、多くが予測不能であるということです。
①の中国、アメリカの仮想通貨への規制強化。
それに②の著名人の仮想通貨に対する発言。
これらは、ある日突然起こり、突然暴落につながります。
今が絶好の買うタイミングだと思っても、その先は崖下へ真っ逆さまかもしれません。
仮想通貨を始める方は、そのことをよく覚えておくとよいでしょう。
仮想通貨に対するミズキの意見
注意点がいくつもある仮想通貨。果たして買うべきなのでしょうか?
ミズキの意見は『多少は買っても良いが、過剰に期待してはダメ。』です。
仮想通貨の将来性には賛否両論あります。
将来有望だと思っている方の意見では、
・仮想通貨のブロックチェーン技術は、今後のテクノロジーに大きく貢献できる。
(Defi、NFTなどはその典型。)
・インターネットが20年を経てなくてはならないものになっているように、仮想通貨も今後大きな価値を持つと期待される。
と言われています。
確かにインターネット黎明期だった1997年に比べ、現在では普及率は10倍近く膨れ上がっています。
参考記事:年齢階層別のインターネット利用率をさぐる(2020年公開版)
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200705-00185587
そのため、20年後はインターネット同様、仮想通貨の利用が当たり前になっているかもしれません。
そう考えると、今のうちに投資するのは夢がありそうです。
一方で、仮想通貨否定派の意見も見てみましょう。
参考記事:「ビットコインは妄想」 ウォーレン・バフェット氏がまた批判
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/26/news101.html
この意見も理解できます。
以上のことから、ミズキは『多少は買っても良いが、過剰に期待してはダメ。』という意見になっています。
数万円買って、20年後100万円になっていたら嬉しいな、くらいの気持ちで買うくらいなら問題ないでしょう。
価値がゼロになってしまっても自己責任ですが、数万円がゼロになってしまっても致命的にはなりません。
間違っても投資可能額を全て仮想通貨に使うのはやめておくべきです。それはただのギャンブルです。
まとめ
仮想通貨を買おうか迷っている方に、注意点4つとミズキの見解を書きました。
気をつけるポイントまとめ
- 株と違い、取引24時間ずっと行われている。
- 値動きの幅が株よりも遥かに大きい。
- 大規模の暴落がよく起こり、大半が予測不能。
ということです。
仮想通貨は、軽い気持ちで買うと高確率で損します。
そのため、少なくともドルコスト平均法やテクニカル分析、指値・逆指値の知識をつけてから買うことをおすすめします。
価値が上がることを期待して、数万円分くらいなら買ってもいいのではないかというのがミズキの意見です。
参考にしながら、よく考えて購入して下さいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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